アメリカのニュースサイト「アクシオス」は25日、ウクライナのゼレンスキー大統領のインタビューを報じました。

この中で、ゼレンスキー大統領は「ロシアがエネルギー施設を攻撃した場合には、トランプ大統領は、われわれが反撃することを支持している」と述べ、ロシア国内のエネルギー施設などへの攻撃はアメリカのトランプ大統領の支持を得ていると明らかにしました。

その上で、アメリカから追加で長距離兵器が供与されればロシアへの攻撃に使用する可能性があると強調しました。

ゼレンスキー大統領としては、当初、射程の長い兵器でのロシアへの攻撃に批判的だったトランプ大統領がウクライナの立場に理解を示しつつあると示唆することで、アメリカとの連携をアピールしたい思惑があるとみられます。

また「私の目標は戦争を終結させることだ」と述べ、ロシアによる軍事侵攻が終われば、大統領を辞任する用意があるとの考えを示したということです。

一方、ロシア国防省は25日、ことし1月以降、侵攻を続けるウクライナ東部を中心に、あわせて205の集落、面積にして和歌山県とほぼ同じ4714平方キロメートルを掌握したと発表しました。

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