世界文化遺産『佐渡島の金山』の労働者を追悼する韓国側による独自の式典が新潟県佐渡市で行われ、韓国政府関係者や遺族などが出席しました。

11月21日、佐渡市で行われた韓国政府独自による佐渡島の金山の労働者を追悼する式典。

世界文化遺産の登録にあたり韓国側の求めに応じて日本側が開催してきた追悼式典では、労働の強制性の表現について意見が折り合わないとして韓国側は去年に続き欠席していました。

11月21日の式典には韓国政府やその遺族など25人が出席。

式典ではリ・ヒョク駐日大使は「韓日両国が苦痛の歴史をともに記憶し、協力と連帯の明るい未来に進むことを期待する」と述べました。

式典の後、出席者は朝鮮半島出身の労働者がかつて暮らしていた跡地に移動し、追悼の意を表して献花を行いました。

佐渡市などは来年以降も日本側の追悼式を行う方針で、改めて韓国側にも出席を求める考えです。

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