イスラエル軍の攻撃を受けた車両(13日、パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市、ゲッティ=共同)

【エルサレム=共同】イスラエル軍は13日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの幹部を殺害したと発表した。停戦中に武器の生産を継続して主導し、停戦合意に違反した責任があると主張した。ガザ戦闘の直接的なきっかけとなった2023年10月のイスラエルに対する奇襲の立案者の一人だという。

イスラエルのネタニヤフ首相とカッツ国防相は共同声明で、ハマスの爆発装置で兵士が負傷したことを受けて、この幹部の殺害を指示したなどと説明した。

イスラエルメディアによると、イスラエル軍はガザ北部ガザ市で幹部を攻撃した。今回の殺害を受けて、ハマス側が態度を硬化させる可能性がある。

イスラエル軍は10月の停戦発効後もガザでの攻撃を継続。ガザ保健当局によると、停戦発効後の死者は380人以上。23年10月の戦闘開始後の死者は7万600人を超えた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。