世界的なワイン品評会の授賞式がロンドンで開かれ、日本酒部門の最優秀賞に山梨県の純米大吟醸が選ばれました。

2025年で19回目を迎えるIWC=インターナショナル・ワイン・チャレンジの日本酒部門には、5カ国387の酒蔵から1476銘柄が出品されました。

最高賞の「チャンピオン・サケ」に選ばれたのは、山梨県の山梨銘醸が手がける「七賢 白心純米大吟醸」。地元で収穫した米を磨き、ゆっくりと低温醸造したもので「重厚な味わい」と評価されました。

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山梨銘醸の北原対馬代表は、「ちょっと感極まりますね ちょっと嬉しすぎますね。日本酒がワイン並みに世界の料理、世界のダイニングの世界に入り込んでいく、それが我々がやっていかなければならない次のハードルではないか」と話しました。

優れたコストパフォーマンスを示す「グレート・バリュー・チャンピオン・サケ」には、秋田県の北鹿による「華秋田」が選出され、最も優れた蔵元に贈られる「ブリュワー・オブ・ザ・イヤー」は、宮城県の新澤(にいざわ)醸造店が4年連続で受賞しました。また、各都道府県の評価を示す「プリフェクチャー・オブ・ザ・イヤー」には、宮城県が輝きました。

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