犬のボール遊びの相手は人間とは限らない(写真はイメージです) Andy Powell-Unsplash

<自宅の庭で見つかったカラスのひなと友情を築いたボーダーコリー。「大親友」となった1匹と1羽の驚きの遊び方とは>

愛犬のボーダーコリーが「ひょんなことからカラスと大親友になった」と、飼い主が投稿した動画が話題となっている。

【動画】人間はもう不要? 賢い者同士の犬とカラスの見事なフェッチ遊び

米オレゴン州のオータム・バックさん(@firstdatejunkie)は、自宅の庭でカラスのひな2羽を発見した。1羽は死んでおり、もう1羽は怪我をしていて怖がって歩くことさえできなかったという。バックさんは生き残ったカラスを「ラッセル」と名付け、かごの中に巣を作り、餌と水、小さな池まで用意した。

バックさんは毎日、ラッセルの飛ぶ練習を手伝った。TikTokで瞬く間に拡散したその動画には、小さなラッセルが何度も挑戦し、地面に転がり落ちる様子が映っている。しかし、その回復の道のりは孤独ではなかった。

「ミーコ(犬)はすぐにラッセルの守護者であり、大親友になった」と動画には記されており、その後、ミーコとラッセルが心を通わせる映像が続く。

そしてバックさんが「魔法のようだ」と表現した瞬間が訪れた。ラッセルとミーコが一緒にフェッチ遊びをするようになったのだ。ラッセルがケーキのおもちゃをくわえて飛び、地面に落とすと、ミーコがそれを拾っている。

飛べるようになっても、ラッセルはその場にとどまることを選んだ。夜になると近くの木に寝に行くが、朝になるとまたポーチに戻ってくる。「ラッセルは今、野生の鳥として暮らしているが、私たちを家族として選んでくれた」と動画は締めくくられている。

この珍しい友情に対し、ユーザーから称賛のコメントが殺到した。

「最近はこの異種間の関係と幸せな様子を見ることで、毎日頑張れている」

「これはすごい! あの鳥を救ってくれてありがとう」

「彼らはフェッチ遊びに飽きたら、高度な数学の課題でも解くんだろうね」とジョークを書き込むユーザーもいる。


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