
@The_Facts_Dude/X
<明らかに体格で劣る相手に対し、ルールを大きく逸脱した悪質な行為を仕掛けた高校生プレイヤーに「完全に相手を傷つけることを目的にした行為」など激しい非難が>
米ミシガン州で行われた高校のアメリカンフットボールの試合で、信じられないほど悪質なプレーによって選手が背骨2カ所を骨折する大けがを負った。この瞬間は動画で撮影されており、地面に倒れている小柄な選手めがけて相手チームの大柄な選手が体重をかけて飛びかかる様子を見ることができる。動画はネットで拡散され、激しい非難が起こっている。
■【動画】「暴行罪で起訴すべき」 高校アメフトの試合で「衝撃的な悪質プレー」...被害者は脊椎2カ所を折る重傷
この試合はカラマズー・セントラル高校とレイクショア高校の間で行われたもの。その試合中、カラマズーの選手がレイクショアの選手をタックルで倒した後、わざわざジャンプしてレイクショアの選手めがけてプロレス技のように腹から飛びかかっているように見える。
2人には明らかな体格の差があり、被害にあったレイクショアのコルトン・ミムズという15歳の少年は脊椎の2カ所を骨折したと、彼の母親が地元テレビ局に語った。X(旧ツイッター)ではこの衝撃的な映像が多くのユーザーによって拡散され、怒りの声が上がっている。
ミシガン州高校体育協会(MHSAA)および両校もこの件に反応しており、MHSAAは「強く断固とした」対応が取られていると明らかにした。さらにMHSAAは本誌に対し、同協会はこの件を極めて深刻に受け止めており、具体的な懲戒措置の内容は公表できないものの、協会の規定を「上回る対応」がなされたと認めた。
「胸が痛い」「暴行罪で起訴すべき」などの声が
カラマズー・パブリック・スクールズは本誌の取材に対し、「9月19日に行われたカラマズー・セントラル高校の2軍の試合中に発生した事件は、1人の生徒による相手チームの選手に対する悪質な行為だった。このような行為は断じて容認できず、スポーツマンシップ、敬意、誠実さというカラマズー・パブリック・スクールズが選手やコーチ、学校コミュニティー全体に期待する価値観に完全に反している」と回答し、次のように続けた。
「当該生徒の行為について既に対応を行い、学校の生徒行動規範およびMHSAAの規定に則った処分が科されている。今後もすべてのスポーツ競技が安全かつ敬意を持って実施されるよう引き続き取り組んでいく。全ての選手とコーチに必要な行動基準を改めて示し、こうした行為が二度と繰り返されないよう指導と教育を行っていく」
SNSでは、次のような意見が見られた。「最悪:ミシガン州の高校フットボール選手が、より大きな選手に飛びかかられて入院。15歳のコルトン・ミムズは脊椎を2カ所骨折した」「胸が痛い」「暴行罪で起訴されるべき」「完全に相手選手を傷つけることを目的とした行動だ」
負傷した生徒の母親によれば、息子は完全に回復する見込みだという。
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