

神戸どうぶつ王国(神戸市中央区)で9月に世界最小といわれるシカ「プーズー」のオスの赤ちゃんが生まれた。同園での誕生は初めてで、10月中旬から一般公開が始まった。愛くるしい赤ちゃんの姿を見て来場者は「小さくてかわいい」と写真や動画を撮影していた。
プーズーは南アメリカにすみ、現地の言葉で「小さいシカ」という意味。赤ちゃんは9月25日に約800グラムで生まれ、現在は1650グラムほどあるという。背中の白い点の模様は赤ちゃんの特徴で、親離れと同じ生後2カ月ほどで消えてしまう。
赤ちゃんの名前「ロセア」はチリの国花で花言葉は「愛と友情」。飼育スタッフで名付け親の浦川野乃花さん(26)は「すくすくと順調に成長しています。親子の仲むつまじい姿をぜひ見に来てほしいです」と話している。【写真・文 梅田麻衣子】
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