可愛い子猫にみんながメロメロ(写真はイメージです) German Krupenin-Unsplash

<初めて獣医師の診察を受けた子猫の「可愛すぎる問題」がネットを沸かせている>

注目の的は生後3カ月の子猫のポメロ。人懐こすぎて診察を受ける間もずっとゴロゴロが止まらず、獣医師は心音を聞こうとしてあらゆる手を尽くした。

【動画】人懐こすぎる子猫に獣医が苦戦...なかなか止まないあの音にメロメロ

ロンドンに住む飼い主のケレンサさん(29)は、初めて獣医師の診察を受けるポメロの動画をインスタグラムに投稿。視聴数は36万回を超えている。獣医師の腕に抱かれて大人しくしているポメロとは対照的に、獣医師は聴診器で心音を捉えようと必死になっている。しかしモーター音のように響くポメロのゴロゴロにかき消されて、心臓の音はほとんど聞こえない。

「この子のゴロゴロは我が家に来た最初の日から始まった。こんな可愛らしい小さなエンジンと一緒に暮らせて本当に嬉しい」とケレンサさんは本誌に語った。

猫がゴロゴロ喉を鳴らすのは、大抵は嬉しい時だが、別の理由で鳴らす時もある。しかしポメロの場合、嬉しいゴロゴロだったことはすぐに分かったという。「最初はよく分からなかったけれど、この子は警戒心からゴロゴロいう猫ではなく、不機嫌な時は黙ったり独特の鳴き方をすることがすぐに分かった」

獣医師はポメロを静めようと、蛇口をひねったり、足先を水に浸したり、鼻先をトントンしたりとあらゆる方法を試したが、どれもうまくいかなかった。最後におやつで気をそらせることを発見し、ゴロゴロが止んだ短い間にようやく心音を捉えることに成功した。

しかし次の診察の時はおやつも効かなかった。そこでインスタグラムのコメント欄で相談したところ、アルコール除菌シートをかがせてはというアドバイスがあった。

効果は抜群だった。「最高にうまくいった。これで獣医師の手持ちのネタがひとつ増えた」とケレンサさんは言う。

音楽アーティストのケレンサさんは、SNSは使い慣れていたものの、子猫のポメロがスターになるとは思いもしなかったという。

「この子の写真を次々に投稿して友人や家族に見せるのが止められない。このままでは自分の音楽アカウントが猫アカウントになってしまいそうでちょっと心配だった」とケレンサさんは言う。「結局、この子専用のアカウントを作った。私には自制心がないから。私のカメラロールはこの子の写真と動画でいっぱい」

ユーザーからは、この可愛すぎるゴロゴロマシンがたまらない!という声が続出。「赤ちゃんだ」「最高に可愛い問題」「この子はみんなに愛される赤ちゃんだってこと、自分で分かってるね!」などのコメントが書き込まれている。

ケレンサさんはこうした反響に大喜び。「以前は長い1日が終わると猫動画を見続けていたりしたけれど、今は自分の子猫の動画でみんなに喜んでもらえるようになって本当に嬉しい」と話している。


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