観光列車「はなあかり」でJR関駅を訪れた乗客を出迎える園児ら(12日、三重県亀山市)

三重県やJR西日本などはJR関西本線の利用促進の一環で、観光列車「はなあかり」の実証運行を12日に始めた。京都駅と関駅(三重県亀山市)を3時間弱で結ぶ。関西方面からの誘客と沿線活性化を狙う。

同日、関駅で記念セレモニーが開かれ、一見勝之知事は「できれば運行を続けてほしい」と述べた。乗客が降り立つと地元の園児らが横断幕で出迎えた。

京都から来たという女性2人組は「(観光名所の)関宿をゆっくりと見たい」と話した。26日と12月3日にも運行する。すでに受け付けは終了している。

関西本線の亀山―加茂(京都府木津川市)間はJR西の赤字路線の一つ。同社は沿線自治体に対し、見直しに関わる議論の必要性を訴えている。

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