愛犬と飼い主が一緒に寝ることにはメリットとデメリットがある(写真はイメージです) Amy Humphries-Unsplash
<ベッドに寝たことがなかった元保護犬のパール。その不器用で愛らしい姿が多くの人を癒している>
新しい家を見つけた元保護犬のゴールデンレトリバーが、暮らしの中のあるルーティンを懸命にこなそうとする姿が、SNSで人々の心をつかんでいる。
【動画】簡単そうで難しい...ベッドに上がる方法を毎晩「忘れる」ゴールデンレトリバー
米オハイオ州コロンバスに住むサマンサ・ヴィチャさん(23)が、3歳の保護犬パールを迎えたのは2週間前のことだ。以前の環境では、パールはベッドに上がることを許されていなかった。
そのせいか、パールは毎晩、ベッドに上がる方法を「忘れてしまう」という。パールが戸惑いながら、何とかベッドによじ登る様子を撮影した動画は、インスタグラムで23万回以上再生され、話題となっている。
「初めてパールがベッドに上がったときは、胸がいっぱいになった」とヴィチャさんは本誌に語った。「最初は不安そうだったが、柔らかくて安全だと気づいた瞬間、体を預けるようにリラックスした。とても愛おしい瞬間だった」
今やパールにとってベッドはお気に入りの場所だ。「毎晩ベッドで寝ていて、朝はなかなか起きない」とヴィチャさんは言う。「保護犬を迎えると、こんなにも素敵な瞬間があると伝えたくて投稿した」
飼い主と犬が同じベッドで寝るかどうかは意見が分かれる。専門家の中には、人にとって睡眠サイクルの乱れや、ノミやダニなどのリスクがあると指摘する声もある。
メリットもある。獣医のローリー・ヘスによれば、ベッドで一緒に寝ることで、犬の社会性や健康が高まる可能性がある。
「愛犬と一緒に寝ると、飼い主は自然と犬の皮膚や毛の状態に気を配るようになり、健康維持につながる」とヘスは言う。
また、飼い主と一緒に寝ることで犬の不安が軽減され、人への安心感が増すこともある。
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