大阪・関西万博の来場者なら一度は見たことがあるかもしれないパビリオンの展示物や作品の一部が、関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港に設置されることになった。3空港を運営する関西エアポートが、国内外のパビリオンの協力を得て、計13点の提供を受けた。「万博レガシー」として、海外との友好の証しにもしていきたいという。

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 空港で展示するのは、オーストラリア館のコアラ像、ベルギー館の屋外用クッション、中国館の竹簡をデザインした外壁パネル、イギリス館の植栽電話ボックス、フランス館の「復興の島―ノートルダム大聖堂と首里城」、フィリピン館の籐(とう)のベンチ、パナソニック館のツリーオブジェなど。

 関西エアによると、それぞれの置き場所や設置開始の時期は調整中で、決まり次第、SNSなどで知らせるという。担当者は「万博の思い出の記録として、できるだけ多くの人に楽しみ、親しんで欲しい」と話している。

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