猫は演技もできる?(写真はイメージです) Seven Seven-Unsplash

<キジトラ猫が飼い主に注目してもらおうと、妹の歩き方を完コピする演技力を披露してTikTokユーザーを釘付けにしている>

猫のロミオは片方の前足を胸の前で折りたたんだ格好でキッチンカウンターの上に座っている。飼い主のペイジさんがカメラの後ろから「前足どうしたの?動くの?動かないの?」と声をかけると、3本の足で跳ねるようにしてカウンターの上を歩き回って見せた。

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この動画はロミオとクレメンタインの猫きょうだいアカウント(@nursepaige_15)に11月15日に投稿されて以来、約35万回も再生され、「いいね」は6万7000を超えている。

キャプションによると、「ロミオの妹は、赤ちゃんだった時に車にはねられて3本足で歩くようになった。ロミオは時々好んで妹みたいに歩くふりをする」

左前足を持ち上げたまま歩いていたロミオは、そのうちに演技をやめてカウンターから飛び降りると、何事もなかったように4本の足で歩き始めた。

この動画を見た猫の飼い主からは、こんなコメントが相次いだ。

「うちの子も以前、こんな風に歩いていた。足を骨折しているように見えたので病院に連れて行ったら、全然元気だった」

「猫は幼児と同じだね」

「3本足と一緒に育ったうちの猫も同じ!前足を両方とも使おうとはしない」

「怪我」がどちらの足だったのかロミオが忘れることはない?という質問に対して飼い主は、「時々足を入れ替えることはあるけれど、必ず前足でやっている。クレメンタインが怪我したのは右前足なので」と答えていた。

ロミオの動画の反響を受け、ペイジさんはクレメンタインを紹介する別の動画も投稿した。当時生後6カ月だったクレメンタインは車にはねられたらしく、道路の真ん中で発見されて病院に運ばれた。

「この子は数日間、重体が続いて助かるかどうか分からなかった。前足は上から下まで縫合されて、だらんと垂れ下がっていた。私たちはこの子を家に連れて帰って浴槽で看病を続けた」。キャプションにはそう書かれている。

フードは2時間ごとにスプーンで食べさせた。傷が治るまで数週間は触れないように指示されて、抜糸後はリハビリとレッドライト療法を2カ月間続けたという。

「前足は曲がった状態のまま自然に治癒した。おかげで切断せずに済んだ。今は肩をある程度動かせるようになり、前足をわずかに持ち上げて階段を上り下りできる。痛みは全然ない。幸せで元気な女の子」。ペイジさんはそうコメントしている。

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