学校法人昭和学院は20日、千葉市美浜区の幕張新都心地区に共学の幼稚園と小学校を新設すると発表した。2028年4月の開園、開校を予定する。
名称は「昭和学院秀英小学校」と「昭和学院秀英幼稚園」。JR海浜幕張駅から徒歩約10分にある1万2394平方メートルの土地に、3階建て校舎1棟を建てる。同じ校舎で小学校と幼稚園を運営する。
1学年あたりの定員は幼稚園が50人、小学校が70人。幼稚園から英語の授業を設け、科学、技術、工学、芸術、数学を横断的に学びながら問題解決能力を養う「STEAM教育」のカリキュラムを用意する。
昭和学院は現在、市川市内で幼稚園、小学校、中学校、高校、短期大学を、幕張新都心で中学校と高校を運営している。今回の新設に当たっては一般競争入札で県有地を約20億円で落札した。
秀英幼稚園・小学校開設準備室の寺本健司室長は20日に記者会見し、幕張新都心の子育て世帯に加え、東京都内からの入学希望者も見込まれると予想。「好奇心旺盛で何事も前向きに取り組む児童に来てもらえれば」と話した。【中村聡也】
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