犬同士の深い絆が切ない結末に(写真はイメージです) Sebastian Coman Travel-Unsplash

<生涯を共に過ごしてきた2匹の犬が、同じ日に最期を迎えた。その切ない別れを飼い主が語った>

子犬の時から片時も離れず寄り添ってきた2匹の愛犬が、同じ日に相次いで亡くなったと、飼い主の女性が投稿した。1匹は心疾患、もう1匹は「悲しみ」が原因ではないかと彼女は考えている。

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米ミシガン州のホリー・ジョンソンさんの愛犬、コナ(15)とウィロー(12)は、「どこへ行くにも一緒で、何をするにも一緒だった」という。

毛が黒と白のシーズーのミックス犬のウィローは、それまでまったく体調不良の兆しを見せていなかった。しかしある朝、様子がおかしいことに家族が気づき、急いで救急動物病院へ連れて行った。

「突然のことだった。抱きかかえて病院に運び込む途中、私の腕の中で息を引き取った」とジョンソンさんは話す。

検査の結果、ウィローには心疾患があったことが判明した。

ジョンソンさんは、車に同乗していたコナにもウィローの最期を見届けさせることにした。長年寄り添ってきた相棒の死を、コナにも理解してほしかったからだ。

「コナにウィローを見せたら、目に涙を浮かべて本当に悲しんでいた」と語る。

ウィローと最後の別れをした数時間後、すでに高齢で心不全を抱えていたコナは、そわそわと歩き回り、息遣いが荒くなった。そしてその夜、コナも旅立った。

「コナは、ウィローなしでは生きたくなかったのだと思う。2匹は特別な絆で結ばれていた」とジョンソンさんは言う。

コナとウィローは、ジョンソンさん一家が所有する湖畔のコテージに並んで埋葬された。そこは2匹のお気に入りの場所だ。墓標には「2つの魂、1つの旅」と刻まれている。

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