イベントを実施する「はまテラス」からは「Kアリーナ」を望める(27日、横浜市)

そごう横浜店(横浜市)が入る横浜新都市ビルを運営する横浜新都市センター(同)と横浜スカイビル(同)は、両ビルをつなぐ「はまテラス」を活用したイベントを27日から2026年2月末まで開く。みなとみらい(MM)21地区に向かう横浜駅の玄関口にキッチンカーのほか、光るベンチなどを置き、憩いの場所とする。

はまテラスは横浜駅東口から通路を抜け2階に上がった先にあるペデストリアンデッキ(歩行者用高架)だ。駅から臨海部のオフィスビルに向かう通勤客のほか、MM21にある音楽施設Kアリーナなどへ向かう人の通り道になっている。

イベントでは人工芝を張り、踏むと音の出るピアノを設ける。夜はイルミネーションを楽しめるほか、キッチンカーでは横浜のクラフトビールを売る。

臨海部の水際線のにぎわいづくりに力を入れている横浜市と連携して実施する。横浜新都市センターの原田一之社長は「遊びに来た家族や買い物で移動する人などが楽しめる場所にしたい」と話し、横浜スカイビルの水村慎也社長は「イベント後も検討を重ね、人が集う場所にしていきたい」と述べた。

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