抱っこに安心を感じるのは…(写真はイメージです) Amy Reader-Unsplash

<うちの子猫は毎晩、寝る前に必ずこの子を抱きしめる――。飼い主が投稿したそんな写真に対し、「ありえない」「かわいそう」と心配する声が続出している>

サバトラの子猫はベッドの温かい毛布の上に寝そべって、まるでクマの縫いぐるみのようなフワフワの子を両手で抱きかかえている。

【写真】子猫が毎晩抱っこして寝るまさかの相手...心配の声続出

「うちの子猫はインコを抱っこするまで寝ようとしない」というキャプション付きで、11月17日にRedditに投稿されたこの写真(u/MissVexa)。アップボート(いいね)は1万1000を超え、260件を超すコメントが集まった。

ただ、ユーザーの意見は分かれている。

「最初は縫いぐるみかと思ったけれど、この鳥にとっては良くないかも? 猫には代わりに縫いぐるみをあげたらどうかな」(Shizuma100)

「3度見てやっと本物の鳥だと分かった。かわいそうな鳥...」(Reynholmindustries)

「鳥があんな風にじっとしたままでいるなんて、少なくとも多少従順でない限り、ありえない。この鳥が嫌がって逃げようとしたら獲物を捕る猫の本能を刺激しそうで、その方が不安」(Calm-Medicine-3992)

猫情報サイトのCatsterに掲載されたマヤ・プラティサ医師監修の記事によると、猫と鳥を同じ家で飼うことは可能だが、厳密な計画を立て、必ず別々にしておくことが前提だ。

鳥を放せば、温厚で大人しい猫でさえも狩猟本能が刺激され、突然、天敵と化してしまいかねない。猫は一瞬で鳥を殺したり重傷を負わせたりすることもあり、目を光らせているだけでは不十分だ。

安全を守るために、猫と鳥は決して直接接触させてはいけない。鳥かごは手が届かないようにして、猫が入れない部屋に置く必要がある。もしも猫が獲物の気配を感じれば、その場所に引き寄せられるかもしれない。

鳥に関心がないように見える猫がいたとしても、猫には獲物を捕る本能があり、決して安心はできない。飼い主には鳥を守る責任がある。

猫も鳥もそれぞれ安全で快適な空間を必要とする。猫は静かな高い場所を好む傾向があるのに対し、鳥は広くて清潔な鳥かごと、適切な餌や水、おもちゃ、楽しみを必要とする。両方とも毎日世話をする必要がある。

猫と鳥は決して触れ合わせてはいけない。鳥にとってはリスクとストレスが大きすぎる。

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