上野動物園(東京都台東区)は11月27日、ジャイアントパンダの双子、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)の近況を発表した。パンダにとって過ごしやすい季節になり、室内と屋外を自由に出入りできるようにしているという。
レイレイは屋外よりも室内で竹をよく食べるため、室内で与えている。また、トウモロコシや大豆の粉などで作られた「パンダダンゴ」、リンゴなどの副食を、屋外や室内の木の上など置き場所を分散させて与え、運動不足の解消に努めている。
一方、シャオシャオは10月中旬以降、後ろ脚の毛が徐々に短くなっている。皮膚には異常はなく、擦れたり部分的に毛が生え変わったりした可能性があるが、注意深く観察しているという。
2頭の健康状態は良好で、シャオシャオは同20日の計測で体重104・6キロ、レイレイは95・1キロだった。【柳澤一男】
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