この秋開業100年を迎えた京都の洛北を走る叡山電車で12月1日、「着物をまとって旅する」をコンセプトに仕立て直された新しい展望列車「舞」がデビューした。

外装には沿線を彩る四季の花々をイメージした伝統的な文様をラッピング。内装もかんざしをデザインした握り棒を置くなど「和」にこだわったしつらえが特徴だ。
京都市左京区の出町柳駅で行われた出発式では、駅長と運転士に沿線にある京都芸術大と京都精華大の学生から花束が贈られた。「舞」は主に鞍馬線(出町柳駅―鞍馬駅)を1日8往復ほど走る。
洛北有数の紅葉の名所、貴船神社の最寄り駅である貴船口駅では、秋の残り香を求めて訪れた人々が思い思いにシャッターを切っていた。






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