岡山県では「ぶり雑煮」が定番だ(とっとり・おかやま新橋館提供)

東京都内にある中四国などのアンテナショップは2026年1月、ご当地のお雑煮を味わえるスタンプラリーを共同開催する。4施設が連携し、計6県の特色ある雑煮を有料でふるまう。スタンプを集めると特産品があたる抽選に応募できる。

期間は1月2日から15日まで。「とっとり・おかやま新橋館」「香川・愛媛せとうち旬彩館」「奈良まほろば館」(いずれも東京・港)と、「日比谷しまね館」(東京・千代田)で実施する。

鳥取のお雑煮は小豆の煮汁に丸餅を入れたシンプルな内容だ。岡山は出世魚のブリ、香川では白味噌ベースであん入りの丸餅を入れる。日比谷しまね館は地元の餅米でついた丸餅をすまし汁にいれ、ノリものせる。

香川は「あんもち雑煮」が主流だ(香川・愛媛せとうち旬彩館提供)

同館の村川令一郎館長は「各地のお雑煮をいくつも味わう機会はなかなかない。新年から各県の魅力を発掘してほしい」と話す。4施設は新橋駅や日比谷駅に近く徒歩で移動できる。価格は1杯750〜1100円。提供日時は店舗によって異なる。

イベントは24年に始まり今回で3回目。せとうち旬彩館としまね館は25年末に餅などお雑煮向け食材の販売も予定する。

地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。