
鳥取商工会議所(鳥取市)は高校生のアイデアを地域経済の発展につなげる「第4回高校生ビジネスプランコンテスト」で、鳥取商業高校(同)が考案した洋菓子のフィナンシェを大賞に選んだ。市内名産のショウガを使い、地元食のちくわをイメージして丸く小さく仕上げた。
商品名は「黄金フィナンシェ」。生徒らは18日、鳥取県庁を訪れ平井伸治知事に受賞を報告した。ショウガのほかレモンを使用しており、強すぎない辛みと酸味が特徴という。
外箱は鳥取伝説の霊獣「麒麟(きりん)獅子」を模した。「外箱は食べた後、捨てられるのがもっぱら。捨てられないようにするために工夫した」という。獅子同様、口が開閉できるようにした。同商議所などは2026年春を目標に市内の観光関連施設で取り扱う。
鳥取商業高校は「とりしょう」と呼称される。平井知事は試食後、「人気もとりしょう(とりそう)ですね」と述べ、生徒らの笑いを誘った。
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