成人の日を前にした11日、北九州市で「二十歳の記念式典」(かつての成人式)が開かれた。今年も会場周辺には「ど派手」な衣装で着飾った若者たちが集まり、門出を祝った。

 黒地に銀色の柄の羽織はかまを着た幸蓮汰さん(19)は、「これ(ど派手衣装)が北九州の正装。文化なんで残していきたい」と話した。

 衣装を手がける貸衣装店「みやび」(同市)によると、今年は黒系や銀系といった「渋派手」の衣装が人気だ。

 ただSNSなどを見て「過去の先輩を超えたい」という思いからの「注文」が多く、年々派手になっているのは間違いないという。

 10年ほど前までは数十人単位のグループで統一した色やデザインのはかまを着ることが多かったが、最近は個々の着たいものを着るケースが増えたという。

 代表の池田雅さんは「みんなが着るから、という理由から、自分が着たいものを着るという自己表現の一つになった」と話した。

 「ど派手衣装」をめぐっては、過去には「きちんとした服装での出席」を市が呼びかけたことがあった。

 一方で近年、「みやび」の作品が米ニューヨークのファッションショーに招待されたり、インバウンド客から人気を集めたりするように。市も文化的なコンテンツとして活用する方針を打ち出している。

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