岩手県盛岡市動物公園で10日、冬眠中のニホンツキノワグマを観察するツアーが始まった。2024年1月から始まった全国的にも珍しいこのツアー。今年度はツキノワグマの出没が相次いだため、注目度は高く、問い合わせが相次いでいるという。
この日は、市内の小学生を含む5組9人が参加した。中には北海道から来た人も。参加者は動物園の担当者の説明を受けながら、25年12月から冬眠に入った2頭のクマの様子を小さな窓から観察し、部屋の隅にうずくまって眠る姿を確認した。参加者からは「冬眠中に出産することを初めて知った」「冬眠前の餌の量が3倍になるとは知らなかった」などの感想が寄せられた。
広報担当の森敦子さんは「昨年までは募集を開始しても、満席になることはほぼなかったが、今年は初日から3日目の12日まで既に満席で関心の高さがうかがえる。このイベントをきっかけにクマの生態を正しく知り、共存への方策や、自分なら何ができるのかを考えることが大切だと思う」と話している。
ツアーは2月15日までの土日祝に開催予定。定員5組(1組最大5人)で、入園料のほかに1組1000円が必要。問い合わせは同園(019・654・8266)。【佐藤岳幸】
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