(写真はイメージです)shisu_ka-Shutterstock

<医師も見逃した皮膚がんに気づいた女性。どうやって「ホクロ」ではないと気が付いたのか?>

36歳のコートニー・サイリーは、長年頬に小さな痕があったという。本誌に語ったところによれば、当初は「ちょっと変わったホクロ」だと思っていた。

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最初は目立たないほど小さく、気にならなかったが、次第に大きさや形が変わり始め、周囲からも心配の声が上がるようになった。家族からは医師に診てもらうように何度も勧められていた。

彼女は最終的にその助言に従い、医師の診察を受けることにした。診断ではメラノーマ(皮膚がんの一種)の検査が行われたが、結果は陰性だった。これで不安も解消されると、サイリーは思っていた。

「何でもなかったと聞いてホッとしたし『やっぱりただの変わったホクロだったんだ』と思った」とサイリーは語る。

しかし、現実は違っていた。皮膚の検査から数カ月後、サイリーは再びその痕が気になりはじめた。過去の写真を何度も見返すうちに、かつてはそんな痕がなかったことに気づき、「これは本当に何なんだろう」と疑いを抱くようになったのだ。

その頃には痕はかなり大きくなり、もはや丸い形ではなくなっていた。縁がギザギザになっており、それもまた不安材料だった。

皮膚にできる痕が良性なのか、メラノーマなのかを見分けるのは簡単ではない。ただし、メラノーマにはいくつかの特徴がある。たとえば左右非対称であること、色ムラがあること、縁が滑らかでないことなどが挙げられる。

米クリーブランド・クリニックは、皮膚がんの兆候を見分けるために「ABCDEルール」を推奨している。Aは非対称(Asymmetry)、Bは境界の不規則さ(Border)、Cは色の違い(Color)、Dは直径(Diameter)、Eは進行や変化(Evolving)を示す。

サイリーは翌年の定期検診で、「前回の結果がどうであれ、生検をしてほしい」と医師に伝えた。

さらなる検査を強く求めた結果、2023年7月、サイリーはステージIIのメラノーマと診断された。衝撃的な事実だったが、早期に発見されたことには感謝していると彼女は話す。

メラノーマは30歳未満の若年層に多いがんの一つで、特に女性に多く見られる。クリーブランド・クリニックによると、体のどの部位にも発生する可能性があり、約30%のケースでは、すでに存在しているホクロががん化の起点となる。

診断から約6週間後、サイリーはメラノーマの切除手術を受けることになった。最初は45分程度の簡単な処置で、麻酔なしで行われる予定だった。だが、がんが目の近くにあったため、医師は全身麻酔による手術に切り替えることにした。実際には、がんが予想以上に大きかったため、手術は2時間を要した。

サイリーはこう振り返る。

「手術のあと、1週間くらいは寝たきりだった。目は腫れてほとんど開かなかったし、食欲もなくて、たぶん精神的にも少し落ち込んでいたと思う。平気なふりをしてたけれど本当は怖かった。私は2人の子供を支えなきゃいけない。もしあのとき、生検を自分から強く求めてなかったら、誤診されたまま、もっとひどいことになってたかもしれないって考えると、ゾッとする」

サイリーの手術痕は頬から耳の後ろにかけて大きく残り、抜糸までには数週間を要した。それでも現在は完全に回復し、健康状態も良好だ。ただし彼女は、「少しでも異変を感じたら、絶対に無視しないでほしい」と強く訴えている。

早期に発見されれば、メラノーマは99%の確率で治癒が可能とされている。だからこそ、注意深く観察し続けることが重要だ。サイリーはこう呼びかける。「皮膚に不安があるなら、とにかく診てもらって。検査を受けて後悔することなんて、ひとつもないから」

サイリーは、自身の体験をTikTokアカウント(@coko_1289)でシェアし、その投稿は拡散。記事執筆時点で71万回以上再生され、9100件を超える「いいね」が寄せられている。

「『傷跡を隠す方法』をたくさん教えてもらうけど、正直なところ、時間が経てば自然に癒えていくと思う」とサイリーは話す。

「私は生き延びたの。この傷跡を見て、皮膚のケアがどれだけ大事かを他の人が気づいてくれたなら、それだけで意味がある。私は生きてるし、子供たちのそばにいられる。それがすべて。支えてくれた家族には心から感謝してる」


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