上越新幹線と北陸新幹線が乗り入れ、首都圏からのアクセスが良い高崎駅西口周辺=群馬県高崎市で2025年2月26日午後3時58分、庄司哲也撮影
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 群馬県は、地方への移住を推進する公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構(東京都)が発表した2025年の移住希望地ランキングで、2年連続の1位となった。山本一太知事は記者会見で「確かな移住増加につなげ、移住者が地域に溶け込みやすい環境を作ることに力を入れたい」と述べた。

 ランキングは、機構が運営する「ふるさと回帰支援センター・東京」の窓口相談に来た人やセミナーに参加した人を対象にアンケートを実施。約2万7000件の回答を得た。

 群馬は窓口相談部門とセミナー参加者部門でともに首位で、両部門での連続1位は群馬が初という。窓口相談部門では20代以下から70代以上まで、すべての年代で最も人気があった。2位は栃木、3位は長野だった。

 機構によると、前回1位となって「まずは群馬」と窓口を訪れる人が増えた。相談の中心は30代の子育て世代で、首都圏の家賃が高騰する中、都内への通勤を前提とした物件探しが目立っている。副業解禁に伴う50代の二拠点居住や、地震の少なさによる安心安全など幅広いニーズの受け皿となり、高崎や前橋の交通の利便性も好評という。

 県は、県内市町村と連携した取り組みなども要因と分析。移住セミナーや相談会も積極的に開催し、25年は過去最多の118回となった。転勤や進学などを除く県内への移住者数は、24年度は過去最多の1560人だった。【福田智沙】

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