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<千葉県・市川市動植物園の、一匹の赤ちゃんニホンザルが世界で注目を集めている──>
イケア(IKEA)が、千葉県・市川市動植物園にぬいぐるみコレクションを寄贈し、話題を呼んでいる。一体なぜなのか?
【動画】大きなサルから逃げて「ぬいぐるみ母」と岩陰に...ネグレクトされた子猿パンチの「親子動画」に世界が涙
2月17日、市川市の田中甲市長は、イケア・ジャパンのペトラ・フェーレ社長とともに写った写真をXに投稿した。写真には、ネットで話題のサル「パンチ」や園の動物たちのために用意された多数のイケアのぬいぐるみが並んでいる。
パンチとは? 孤独な赤ちゃんザル
パンチは、市川市動植物園で飼育されている赤ちゃんニホンザルだ。
昨年7月26日に園内で生まれたが、母ザルが子育てに関心を示さず、事実上育児を放棄した。パンチが不安や孤立の兆候を見せ始めたことから、園の担当者はイケアのオランウータンのぬいぐるみを与えた。
パンチはこのぬいぐるみを「母代わり」のように扱い、寝床の中でも常にそばに置いている。
最近Xで拡散した動画では、パンチが体の大きなサルに引きずられる様子が映っていた。その後、パンチは逃げ出し、オランウータンのぬいぐるみを抱えて岩陰に身を隠した。サルとぬいぐるみの関係を映した動画は多くの人の心をつかみ、パンチは一躍人気者となった。
さらに、タイのカオキアオ動物園でアイドル的人気を誇るコビトカバ「ムーデン」を思わせるフィーバーも起きている。パンチ効果で市川市動植物園の来園者数は増加中だ。
タイのアイドルカバ「ムーデン」
動物園の担当者は、パンチを心配するファンに対し、見方を変えるよう呼びかけた。群れの仲間たちの態度はたとえ厳しく見えても警戒すべき事態ではなく、社会性を身につけていく過程の重要な一歩として受け止めてほしいとしている。
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