活動的な犬種でなくても毎日の運動は必須だ(写真はイメージです) omid armin-Unsplash
<活動的と思われがちなあの犬種も、実は散歩よりも休息を好むことが最新データでわかった>
GPSを搭載した犬の「スマート首輪」から得られた最新データにより、一日の歩数が最も少ない犬種トップ10が明らかになった。
ペットテック企業のFiは、GPS機能を搭載した自社製首輪を装着している全米の犬を対象に、90日間にわたって収集した数百万件の歩行データを分析した。最も活動的な犬は日に2万歩以上に達する一方で、活動量の少ない犬はその数字を大きく下回った。
1700万件以上の散歩と3340億歩におよぶ新しいデータセットについて、FiのCEO兼共同創設者であるジョナサン・ベンサムンは、より多くの犬種、サイズ、日常のルーティンが網羅されたことで、実際の犬の行動をより鮮明に把握できるようになったと本誌に語った。
集計対象となった犬種のうち、最も活動量が少なかったのは秋田犬で、一日の平均歩数は9471歩だった。
秋田犬の気質とエネルギー特性を考えれば、この結果は驚きではない。アメリカン・ケネル・クラブ(AKC)によると、秋田犬はそれほど活動的ではなく、1日1回の活発な散歩やジョギングに加えて、短時間の遊びを取り入れる程度の運動で十分だという。大きな体と穏やかな立ち振る舞いも相まって、長時間かつ頻繁な外出を好む犬種よりも歩数が少ない。
秋田犬をわずかに上回ったのがアラスカンマラミュートで、平均歩数は1万189歩だった。そりを引く力強いイメージがあるものの、マラミュートは持続的な動きよりもパワーと持久力に特化した身体構造で、それが歩数の少なさにつながっている可能性がある。
最も活動的でない犬種の3位以降は、チャウチャウ、グレイハウンド、アメリカンブルドッグ、アメリカンブリー、アメリカンスタッフォードシャーテリア、ラブラドールハスキー、グレートデーン、ピットブルで、いずれも一日の歩数は1万327〜1万1729歩だった。
活動量の少ない上位10種のうち多くが大型犬であり、これは近年の行動研究の結果とも一致している。大型犬は興奮しにくい傾向にあり、小型犬に比べて穏やかで活動量が少ないことが示されている。
気質も歩数が伸びない大きな要因だ。秋田犬やチャウチャウは、独立心があって控えめなことで知られ、常に活動を求める傾向が他の犬種よりも低い。
今回のランキングで驚きなのは、グレイハウンドが含まれていることだ。世界最速の犬種の1つとして知られるグレイハウンドだが、1日の平均歩数は1万655歩にとどまった。
「グレイハウンドはスプリンターであって、マラソンランナーではない」とベンサムンは言う。「時速45マイルで走った後は、一日の残りをソファで過ごす」
これらの犬たちは「怠け者」のように思われがちだが、エネルギーレベルの低い犬種であっても、退屈や不安、破壊的行動、不健康な体重増加を防ぐためには、毎日の運動と知的な刺激が不可欠だ。
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