松本洋平文部科学相は19日の閣議後記者会見で、既婚女性との不倫関係の続報が週刊文春電子版に掲載されたことを受け、同日に予定されていた参院文教科学委員会の開催が見送りになったことについて、「私の報道で大変多くの方にご迷惑をおかけしている。厳しい意見にも真摯(しんし)に耳を傾け、国会議員の皆様方にもご理解を賜ることができるように努めてまいりたい」と謝罪した。
文科省は今国会で高校授業料無償化に向けた重要法案などを抱えており、文教委の見送りで審議への影響も予想される。その上で、自身の進退については「予算並びに重要な法案を抱えている中であり、これらにしっかりと臨んでいくことで責任を果たしたい」と話した。
松本氏を巡っては週刊文春電子版が11日、松本氏が文科相就任前の2020~22年ごろ、既婚女性と不倫関係にあり議員会館で面会していたなどと報じていた。松本氏は12日の衆院予算委の質疑で、不倫の事実をおおむね認めたうえで、議員会館での面会は意見交換のためだった、などと釈明していた。
18日の電子版では女性側が「議員会館での不適切な行為」や「口封じ」があったなどと告発する続報を掲載。これを受け、立憲民主党側は松本氏が説明責任を果たすまでは委員会に応じられないとして、自民、立憲両党の合意により19日の文教委の開催見送りを決めた。
続報の内容については「12日に国会で答弁をした通り」とした上で、「それ以上の個別の内容は、相手もあることなので、回答は差し控えさせていただきたい」と述べるにとどめた。
首相は12日、松本氏について続投させる考えを示している。【木原真希】
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