動物の遺棄は保護施設にとって大きな負担となる(写真はイメージです) Jametlene Reskp-Unsplash

<米オクラホマ州の動物保護施設前に子犬を含む9匹の犬が遺棄され、犬たちが車を追いかける衝撃的な映像が公開された>

防犯カメラが、あまりに痛ましい瞬間を捉えていた。成犬2匹と子犬7匹が動物保護施設の前に置き去りにされ、スピードを上げて去る飼い主の車を懸命に追いかける姿が映し出されていたのだ。

【動画】駐車場に捨てられ、猛スピードで立ち去る飼い主の車を追いかける9匹の犬

2026年3月10日、動物保護団体「タルサSPCA」の建物の外に設置されたカメラが、駐車場に停まった黒いピックアップトラックから運転手が降り、犬たちを放り出す様子を捉えた。

運転手はそのまま車を走らせ、犬たちは必死に追いかけている。タルサSPCAの最高執行責任者(COO)であるレニー・ラッセルは本誌に、カメラの映像は「見るに堪えないものだった」と語り、犬たちが絶望的な様子で車を追う姿に胸が締め付けられたと述べた。

幸いなことに、タルサSPCAのチームは即座に行動を起こし、すべての犬を保護した。2歳程度と推定される2匹の成犬は、ダグとダーシーと名付けられた。子犬たちは生後10週ほどと見られ、頭文字を揃えてデミ、デラ、ディーン、ダヴィーナ、ダフネ、ダニー、ダリアと命名された。

「犬たちは非常に人懐っこく、以前の家庭で愛情を持って育てられていたことが伺える」とラッセルは言う。「今は落ち着きを取り戻し、シェルターの環境に慣れ始めている」

現時点では、以前の飼い主や犬を捨てた人物に関する情報は一切分かっていない。車両のナンバープレートは特定できず、手がかりもない状態だ。

幸い、犬たちは今のところ元気に過ごしているという。

タルサSPCAがこの遺棄の瞬間の映像をフェイスブックに投稿すると、ネット上には心を痛めたユーザーからの反応が多数寄せられた。

ラッセルは、チームとしては「犬たちがすぐに発見され、安全が確保されたというポジティブな側面に目を向けるようにしている」と言う。

動物愛護は複雑な問題だが、遺棄はペットにとっても地域社会にとっても深刻なリスクを伴う。

「予期せぬ遺棄は、ケアの許容量に基づいて受け入れ計画を立てているシェルターにとって大きな負担となる」とラッセルは指摘する。「適切な手続きを経ずに動物が残されると、すでに保護されている動物たちのために割り当てられたスペースや資源、スタッフの時間が圧迫されてしまう」

「状況が悪化する前に助けを求めることが、最も安全な選択肢だ。今回のような事態は、人々が絶望の淵に立たされる前に解決策を持てるよう、動物愛護へのさらなる支援と資金提供の必要性を物語っている」

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