埼玉県熊谷市の子育て支援・保健拠点施設「くまキッズ」の完成式典が20日、同市石原3の施設内で開かれた。約2万7000平方メートルの敷地に4棟5施設を集約した複合施設で、市は「子育て関連施設の敷地面積では県内最大規模」と胸を張る。隣の深谷市でも公立の屋内遊戯施設として「県内最大級」の施設が完成したばかり。売り文句は競い合う格好だが、子育て世帯にとっては心強い“県北競争”と言えそうだ。
総事業費は約55億円。こども館(児童館・児童クラブ)、中央保育所、保健センター、休日・夜間急患診療所の五つの機能を一つの敷地に集約した。中核となるこども館は2階建てで、1階にはクライミングウォールや複合遊具を備えた「プレイルーム」(約333平方メートル)や、約1200冊の児童書を並べた図書コーナー、軽体育室などを整備。2階にはダンスや音楽スタジオ、自習室を設け、中高生の居場所機能も持たせた。
式典で小林哲也市長は「子どもたち、子育て世代、そして市民にとって居心地のいい公共空間に育ってほしい」とあいさつ。地元の石原小児童による合唱や、熊谷桜の記念植樹が行われ、完成を祝った。
正式オープンは4月1日。こども館は、0歳から18歳までの児童と保護者は市内外を問わず無料で利用できる。【隈元浩彦】
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