新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、上野賢一郎厚生労働相は23日、発症を防ぐために事前に投与する「予防投与」を効能・効果として追加することを承認した。原則として感染者と同居し、重症化リスクのある人が対象になる。
インフルエンザでは既に複数の薬で予防投与が認められており、新型コロナの飲み薬での承認は世界初という。
12歳以上が対象で、1日目は3錠、2日目以降は1錠を1日1回、計5日間飲む。
ゾコーバを製造販売する塩野義製薬が公表した臨床試験結果では、新型コロナの感染者と同居する2041人のうち、投与後10日までに新型コロナを発症したのは、ゾコーバを投与されたグループは1030人のうち30人(2・9%)、偽薬を投与されたグループは1011人のうち91人(9・0%)で、発症リスクを相対的に67%低下させたとしている。
ゾコーバは2022年11月に緊急承認され、24年3月に通常承認されていた。【中村好見】
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