北九州市内で初めての主要観光地を巡る屋根のない2階建ての「オープントップ型観光バス」の運行が27日、スタートした。第1便には市内外から訪れた44人が乗り込み、うららかな陽気のもと、開放感のあるドライブを満喫した。
発着点となるJR小倉駅前では、記念式典が催され、運行する「西鉄バス北九州」(小倉北区)や市の観光担当者ら約40人が参加。吉田透社長は「四季折々の風や大パノラマを体感してほしい。北九州の新たな顔となるよう全力で取り組んでいく」とあいさつ。西鉄バスのマスコットキャラクター、ババ・バスオらも駆けつけた。
親子で参加した市内の40代男性は「2階建てバスを楽しみにしていた。いつもとは違う景色を満喫したい」と乗り込んだ。
運行ルートは小倉駅を発着点とした「門司港」と「若戸大橋」の2コース。門司港コースでは、海沿いのレトロな街並みや国の重要文化財であるJR門司港駅、関門橋を真下から望む区間を巡り、若戸大橋コースは、工業地域や国内最大規模の風力発電装置を眺める。工場群の夜景も楽しむことができる。
所要時間はいずれも90分で、各コースとも1日2便。運賃は大人が税込み2500円(小学生以下は半額)。予約はウェブと電話で受け付ける。
西日本鉄道のオープントップ型観光バス事業は北九州市のほか、福岡市でも運行しており、今夏以降は大分県の別府エリアでの導入も目指す。
門司港コースに出発した第1便を見送った吉田社長は「まずは市民に乗っていただき、インバウンドの取り込みにも力を入れる。今後はコースを増やすことも検討したい」と期待した。【橋本勝利】
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