山口県光市発祥の菓子メーカー、カンロの看板商品「カンロ飴(あめ)」を使って開発した特別メニューの発表会が市三島コミュニティセンターであった。
地元ゆかりの味で観光客らを呼び込む市の新規プロジェクトで、参加した事業者が提供する料理やデザートなどを披露。試食した市PR大使のお笑いコンビ「ぺこぱ」は「光り輝くカンロに感動」とアピールした。
カンロは、光市内の自社工場だけで生産する甘じょっぱいカンロ飴を味付けに使ったレシピ集「カンロ飴食堂」をインターネット上で展開している。
市は同社と連携してこのレシピ集をヒントに「光市に行けばカンロ飴食堂の味が楽しめる」をキャッチフレーズに「カンロ飴食堂のまち ひかり プロジェクト」を企画。市内のレストランやカフェ、ホテルなどに参加を呼びかけたところ、19業者が計31品の特別メニューを開発し、3月31日に提供を始めた。カンロは1年間、素材のカンロ飴を無償提供する。
同日開催の発表会には、焼きおにぎり▽クジラ竜田揚げ▽ソフトクリーム――など14品が並んだ。カフェを営む二十八(つちや)昭子さん(64)は韓国風巻き寿司(ずし)を出品し「具材の牛肉をカンロ飴を溶かしたタレで絡めた。砂糖よりコクが出る」と紹介した。
カンロの村田哲也社長は試食を終え「リアルなカンロ飴食堂があることで、デジタルでは引き出せなかったメニューを食べに創業地の光市に足を運んでもらえる」と期待。
芳岡統(おさむ)市長は「食事をすれば『カンロの味がする』と会話も弾む。知らない人がいないカンロ飴と一緒になって、発祥の地・光を全国に発信したい」と意気込んだ。【峰下喜之】
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