秋の火災予防運動(9~15日)に合わせ、名古屋市のみそ煮込みうどんの老舗「大久手山本屋」は1日から、“消火活動”を疑似体験できるみそ煮込みうどんを限定販売する。
「湯気と戦え!ファイヤー味噌煮込みうどん」で、特製のトマト入りスープを火に見立てて、付属調味料の白チーズと豆乳を消火剤になぞらえた。スープに入れることで、味がまろやかに変化するという。
愛知県稲沢市の名古屋文理大健康生活学部フードビジネス学科の3年生14人が17のレシピを提案。名古屋市消防局と大久手山本屋が3候補に絞ったうえで、オンライン投票で決まった。
大久手山本屋の青木裕典専務は「家族でテーブルを囲み、火災予防について話しながら食べてもらえれば」。レシピを発案した加藤花乃さん(21)は「湯気と戦う体験を通して、心も体も温まる時間を楽しんでほしい」と話す。
販売は30日までで、価格は1980円。大久手山本屋の名古屋市内の3店舗で販売している。【川瀬慎一朗】
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