「サイモン」と名付けたサーモンの陸上養殖を手がけるJR四国は19日、高松市のホテルで、サイモンを使った洋食と和食の料理コンテストを開いた。JRホテルクレメント高松とJRホテルクレメント徳島から選ばれた調理人計10人がオリジナルの料理を競い合った。
JR四国は鉄道事業以外での収益拡大を目指して、2024年8月にサーモンの陸上養殖に乗り出した。まず、熊本県の海水魚の陸上養殖会社にノウハウを学びながら試験的にスタート。25年4月から愛媛県西条市の県漁協ひうち支所と連携し、同市内の名水「うちぬき」を使って陸上養殖を始めた。
名称のサイモンの由来は「西条産サーモン」の略。全国からの約2200件の応募の中から選ばれた。
コンテストでは、洋食と和食の両部門に5人ずつが登場し、サイモンのすっきりした脂と臭みのないしっかりとしたうまみを引き立てた1品を考案。審査員9人に向けて、料理に込めた思いや工夫した点などを説明した。
審査員はJR四国や同ホテルの幹部や総料理長らが務め、調理人に質問したり味見したりしながら、独創性▽完成度▽見栄え▽汎用(はんよう)性(幅広い年齢層に受け入れられるか)▽満足度――の5点を基準に点数化した。
その結果、最優秀賞には、洋食部門でJRホテルクレメント高松の片岡彩乃さんの「ミキュイに仕上げたサイモンのクリビヤック エストラゴン香るソースヴァンブラン」、和食部門では同ホテルの菅生圭亮さんの「サイモンみかん風味の照焼重 みかん出汁(だし)添え」がそれぞれ選ばれた。この2品は26年秋にホテルのレストランでメニュー化される予定。【佐々木雅彦】
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