上野賢一郎厚生労働相は19日の閣議後の記者会見で、マイナ保険証への移行に伴い講じている、期限が切れた従来の保険証を持参した場合でも、保険資格を確認できれば患者に10割負担を求めない暫定措置を、7月末まで延長すると明らかにした。
政府は2024年12月に従来の保険証の新規発行を停止。「最長で1年間は有効」という経過措置も、昨年12月1日に終了した。ただ、期限切れを知らずに医療機関を受診する人もいることが予想されることから、厚労省は3月末まで従来の保険証を窓口で使える暫定措置をとっていた。
マイナ保険証の利用率は1月時点で64・62%。上野厚労相は会見で、「もう少し期限を延長して円滑な受診を担保していきたい」と説明した上で、7月末の期限を更に延長はしない考えを示した。暫定措置の終了後は、マイナ保険証か従来の保険証と同じように利用できる「資格確認書」を示す必要がある。【寺原多恵子】
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